【新作イヤホン】9月1日発売したSony『WF-1000XM5』と前モデル1000XM4比較
こんにちわ!Masaです😀
『【WF-1000Xシリーズ】9月1日に発売したSony新作イヤホン『WF-1000XM5』と『WF-1000XM4』比較してみた!はたして販売価格:41,800円の価値はあるのか?』の記事訪問ありがとうございます。
Masaくん
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このMasa’s Bestブログは新作のガジェットや日常生活に立つ情報をメインに取り扱っております。僕が使った体験をもとに紹介して行きますので、具体的な商品説明・性能・比較・メリット・デメリットも含め皆さんに伝わるよう分かりやすく解説していきます。
今回紹介する商品はメーカー定価:41,800円します。
このSony新作イヤホン『WF-1000XM5』について↓
『WF-1000XM5』は前モデルの『WF-1000XM4』よりも25%小型化され、アプリの新機能が追加されました。ノイズキャンセリング機能も20%向上してます。
比較してどれくらい品質が向上したのか解説して行きます。
『WF-1000XM5』の内容品について
・ イヤーピース(3サイズ S/M/L)
・ USBケーブル(Cタイプ)
・ 保証書
・ 本 体
ノイズキャンセリングとは
ノイズキャンセリングとは周囲の外音を遮断してイヤホンやヘッドホンの音声を聞こえやすくする技術です。この方法により外音のノイズを取り込まずにイヤホン本来の音質が楽しむことができたり、電車の中や雑音が多い場所でもイヤホンから聞こえる音声に集中することができるという利点があります。
仕組みについて
まず音とは『空気の振動』です。空気を伝わる振動を周波数として数値化することができます。ノイズキャンセリングという機能は外音の周波数の逆位相の周波数を加えることでノイズ音を相殺し周囲の外音を遮断することができます。
ノイズ音↓
赤はノイズキャンセリング↓
周囲のノイズを遮断する技術は 2 つの種類があります。
・PNC(パッシブ ノイズ キャンセリング)
物理的に耳を塞いで密閉性を高める方法です。イヤーキャップやイヤーパッドの素材を変えたり、密閉性を高める構造にして遮断性を高める技術です。
・ANC(アクティブ ノイズ キャンセリング)
デジタル信号処理によって消したい音を音で打ち消す技術です。ノイズの波形と逆位相の波形を電気回路で作り出し、ノイズの波形を相殺します。ANC は電気回路で自ら音を作り出して外音を打ち消すノイズ キャンセリングになります。
最新モデルの『WF-1000XM5』は統合プロセッサーV2と高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2eによるハイレベルなノイズキャンセリング処理と音質信号処理が向上しており『WF-1000XM4』と比較した時に、更に約20%ノイズキャンセリング性能が向上してました。
ソニー参照:https://www.sony.jp/headphone/products/WF-1000XM4/feature_1.html
新作のイヤホンと前モデルの『WF-1000XM4』を比較してみた。
性能についての比較図↓
『WF-1000XM5』 | 『WF-1000XM4』 | |
価格 | ソニースア¥41,800 Amazon ¥36,800~ 楽天 ¥34,980円~ | ソニーストア¥36,300 Amazon ¥26,950~ 楽天 ¥26,312円~ |
重さ | イヤホン1個5.9g | イヤホン1個7g |
再生時間(ノイキャンON) | 最大8時間 /ケース使用最大24時間 | 最大8時間/ケース使用最大24時間 |
再生時間(ノイキャンOFF) | 最大12時間 /ケース使用最大36時間 | 最大12時間/ケース使用最大36時間 |
充電時間 | 210分 | 約90分 |
Buletooth | 5.3 | 5.2 |
防滴機能 | IPX4 | IPX4 |
専用アプリ | 〇 | 〇 |
ワイヤレス充電 | 〇 | 〇 |
ノイズキャンセリング | 〇 | 〇 |
外音取り込み機能 | 〇 | 〇 |
カラーの種類 | ブラック・プラチナシルバー | ブラック・プラチナシルバー |
対応コーデック | SBC, AAC, LDAC, LC3 | SBC・AAC・LDAC |
『WF-1000XM4』から何が変わったのか?
まずはノイズキャンセリングの性能です。『WF-1000XM5』と『WF-1000XM4』を比較した時に、約20%ノイズキャンセリング性能が向上しています。
ソニー独自開発の8.4mmの新ドライバーユニット「ダイナミックドライバーX」により高い音質再現。『WF-1000XM4』が4つのマイクを搭載しているのに対し『WF-1000XM5』は6つのマイクを搭載。会話中のノイズ音を遮断し声がクリーンに聞こえるようになりました。
更に『WF-1000XM4』と比べてデザインとサイズが約25%小型化されています。よりコンパクトで軽量な形になりました。湾曲した形状でフィット感と快適性が向上しています。充電ケースも小型化されスマートになりました。
プロセッサーの性能やマイク性能の向上、小型化などの軽量化に成功。
あとアプリの機能が色々充実した↓
アプリ設定でSpotifyの音楽がワンタッチ(厳密にはツータッチ)でプレイリストから聴くことができます。
Ended Quick Accessのアプリを3ヶ月無料トライアルできる。
首振りセンサーの機能が追加されイヤホンにタッチしなくても曲を再生・停止したり、掛かってきた電話に対応することができるようになった。
最新の機能を詰め込んだイヤホンなので最新の技術を楽しみたい人はオススメ!
こんな人にはオススメ!
・ケータイがXperiaの人はオススメです!
Xperiaとの相性抜群です。伝送コーデックに「LDAC」が利用できる点です。iPhoneではこれができないのでXperia最大のメリットになるかもしれません。990kbpsは従来の約3倍の伝送量でハイレゾ相当の高音質を実現するモードで音質を楽しめます。
ワイヤレスQiの充電器をイヤホンでも共有できたり、さらに新型の『Xperia 1 III』を使うとスマートフォンからヘッドホンへのワイヤレス充電もできるようになるそうです。
アンドロイドアプリから探すこともできます。
詳しくは↓
参照記事:https://tecstaff.jp/2022-08-04_linkbuds-tips.html
Spotifyのアプリを入れている人は便利!
アプリの設定からイヤホン操作でSpotifyのプレイリストを上から順番に流してくれるのでSpotifyを使いこなしている人はめっちゃハマる機能かと。
ソニーの立体尾音響技術 360° Reality Audioを聴きたい!
360° Reality Audio技術は『WF-1000XM4』にもありますが、音質が向上したイヤホンで聴くとさらに臨場感があり、音楽関係の仕事やクリエーターなどにはオススメです。
首振りセンサーの機能を使いたい方
この機能の良いところは、掛かってきた電話にわざわざ携帯電話を取り出さなくても受話・拒否することができる。作業中にわざわざ携帯を取り出さなくても首振りで対応できるのは便利。
『WF-1000XM4』が大きすぎると感じた人
『WF-1000XM5』を使ってみた使用後に『WF-1000XM4』を使ってみたら、やたら大きく感じました。デザインとサイズの25%の小型化・イヤホンの軽量化は使い心地◎。
ここがちょっと。。
(購入した人・検討している人は読まないでください)
ここから先は購入した人は気分を害するかも知れませんので、あくまでも個人的な意見ということを踏まえて読まれた方が良いと思います。
怒らない人だけ読んでください。
これはかなり酷評なのですが、イヤホンの本体(シェル)がツルツル滑る。高級感というより実用的に本当に不便。手垢が付くのが気になる。
スピーク・トゥ・チャットは音楽聞いてて少し口ぶさんでも反応してしまうので基本OFF。改善する気なし。
アプリの機能が多すぎてごちゃごちゃしてる。。結局、使ってる機能はノイズキャンセリングと外音取り込み機能ぐらい。サブスクアプリと連動できる機能があるけど、わざわざ月額有料のアプリダウンロードさせるやり方も変だなって思った。音楽を聴く前のイヤホン設定に時間かかりすぎる。
外音取り込み機能が思ったほど良くない。これは大事な機能だと思うのに音が籠ってあんまり周囲の音が聞こえない。首振りセンサーの機能もあまり評判がよろしくなくセンサーの反応もイマイチ。(これは人によるかも)
4万円以上する値段設定の割に『WF-1000XM4』搭載している機能と性能がほぼ変わらない。『WF-1000XM4』のクオリティが高すぎたんですよね。正直、ノイズキャンセリング20%向上はそんなに分からなかったです。劇的な変化というよりはわたあめに砂糖をつけて食べる感覚。プロセッサー2つ搭載してもほんと気持ち程度しか変わってない。
Xpediaとは相性良いかもしれないけど、逆にいえばiPhoneとの相性はイマイチってところ。Spotifyの耳タッチしたら曲が流れる機能は結局、画面で曲変えて操作するからそこまで重宝な機能では無い。
機能が多すぎる故に使い慣れるまでに時間がかかりそうです。
- 機能を使いこなせればかなり便利。
- 『WF-1000XM4』よりも20%ノイキャン向上した。前モデルよりも軽量でかなりフィットする。
- 高すぎる。
最後にひとこと
このイヤホンのターゲット層を考えた時に思ったことは、30~40代向けの商品かなぁと思いました。
この値段(41,800円)でXpedia(Android)とSpotifyを使ってヘルスケアを搭載したら喜ぶ層で考えたら、若者の心を捉えるのは少し難しいのではと思いました。若者のほとんどはiPhoneとiTunes派。ヘルスケアに正直疎い。あと値段が高い。みんなと同じ機種・機能ではなく新しい機能で自分だけ差異を見出さす為のアイテムが欲しいと思うのは30代の分岐点。
性能は『WF-1000XM4』より全体的に向上。
360° Reality Audioは確かに良かったけど、まだこの機能に対応するアプリが少ないのが難点。他のアプリとの連動する機能は良いのですが、連動するアプリがサブスクリプションの有料だったり、あと別にイヤホンのヘルスケア機能は要らないんじゃないか?スマホのアプリで十分だし。
あまり機能・性能は劇的に変化はしてないので、イヤホンの性能だけならシンプルな操作で高性能な『WF-1000XM4』で良くないかなぁと個人的に思ってしまいました。Spotifyのアプリ入れている人は便利かもしれないけど前モデルの『WF-1000XM4』が良すぎたので少し期待しすぎた感はありました。
あくまで個人的な意見です。
一応『WF-1000XM4』のリンクも貼っておきましたので、購入を検討されていらっしゃる方は一度比較されてみてはいかがでしょうか?