アイルランド・コークお部屋探しは大変です。
日本の皆さんこんにちわ!Masaです😀
Masaくん
プロフィール
✅ 朝6時に誰もいないジムで走るのが好き。
✅ 好きな本:傲慢と善良 (辻村 深月)
✅ ブログは趣味だけど、今は本業
✅ カレーは甘口派
僕は『フィリピン語学留学を2回、オーストラリアのワーキングホリデーを1年間、その後アイルランドの語学留学を1年』滞在していました。そんな留学マニアの僕が実際に経験した話を基に皆さんにより良い情報をシェア出来たらと思っています。
僕はアイルランドに来て1年間で3つのシェアハウスを体験しました!僕が体験したアイルランド・コークのお部屋探しについて失敗例と成功例を交えて書きたいと思います。
たかが物件選びと思われるかもしれませんが、コークでの部屋探しがどれだけ難しいのかが伝われば幸いです。
① 部屋探しがムズイ理由:家賃が高い
アイルランドは日本と違ってめっっっっっちゃ家賃が高いんです。
コークでの居住体系は日本で一般的な1人暮らしではなく、学生やローカルの人はシェアハウスを利用しています。
↑この写真はシェアハウスのおっさん3人でわちゃわちゃしてた時。
→この部屋を例に例えるなら
・ 8人居住(3階建て)
・ キッチン1つ(コンロ4つ)
・ 1人部屋(2人部屋もある)
・ トイレは3つ。バスルーム2つ
間取りはざっとこんな感じです。
1人部屋はダブルベットで少し広めですが、木造建て(?)の家はとりあえず音が響きます。シェアルームの友達が女の子を連れてきた日には全てが丸聞こえです。
僕が少し大きめのオナラをしたのならば上の階から
『Puuuuun🤣←ポーランド人』
と、まさかのやまびこ現象が!
31歳になってそんな辱めを受けるなんて!!
家賃は週で€175なので月€700!!
日本円に換算すると1ヶ月なんと
91000円(€1=130円計算)
学校の寮ってバカ高くないですか!?(笑)
日本で91000円も出したら間違いなく一人暮らしできます(笑)
日本の寮とは違い、学校の寮は不動産から部屋を又貸ししているので逆に高くなります。日本の寮は学校から補助金が出ますが、アイルランドの寮は1つのビジネスになってます。
このままだと死ぬ。そう思った僕は2ヶ月でこの家とはおさらばしました。
② 部屋探しがムズイ理由:空き部屋が無い!
イギリスが2007年にバブル崩壊、金融危機、リーマンブラザーズの倒産などの影響をばっちり受けて新しい不動産の建築が進んでいません。
アイルランド・コークはEnglish学校が多く、UCC(ユニバーシティ・カレッジ・コーク)というアイルランドの年度最優秀大学に5回選ばれたことのある名門校がコーク市内にあるため学生が非常に多いです。
単純に学生の母数が多い反面、コークの物件は足りていません。それどころか常にローカルの人ですら空き部屋を待っている状態です。
少しでも家賃を安く収めたい学生はこれは死活問題です。なので良い物件は奪い合いになります。
シェアハウスで部屋探しの目安(この物件なら良物件)
下の条件の物件があったらコークではまぁまぁ良い物件だと思うので良かったら基準にしてみてください!
① 家賃:€350~450
② 1人部屋
③ コーク市内から徒歩5分
④ 居住者4人
ほとんどのシェアハウスには家賃に光熱費は含まれてません。なので請求が来たらハウスメイトと割り勘が一般的です。シェアハウスの場合キッチンが1つしかありません。4人以上も住んでいると、誰かが料理を始めてしまうと中々キッチンが空かず1〜2時間待ったりします。コークは坂道が多いので街から少しでも離れてしまうと急な坂道を歩くのでかなり大変です。
ちなみに僕は1度だけルームシェア(2人1つの部屋)の家に滞在したことがありましたがとても過酷でした。
シェアルームの探し方
シェアハウスは日本と違って契約書が無いところがほとんどです。シェアハウスは入れ替え制なので自分の代わりに住む人を探すシステムです。一番最初に払ったデポジットは”入れ替わった人から貰う”という日本では考え難い超ローカルルールが発生します。
最初に入居した人たちがハウスオーナーと本契約しています。居住者が出る度に再契約をしてしまうとその度にデポジットの計算やハウスオーナーにいちいち手間がかかってしまいます。ハウスオーナーは持ち家を貸しているでけなので彼らもしっかりとした別の本業を持っています。正直、家賃さえ手に入ればハウスオーナーは困らないので入れ替わり制のシェアハウスが主流です。
シェアハウスなのに契約書を出してきたら要注意が必要です。ほとんどの契約書にはハウスオーナーに有利の条件がみっっっっっしり書かれているケースが多いです。特に部屋を出る時にデポジットで揉めたり、半年以上住まなかったから契約違反金をブン取られたり無茶な要求を迫られます。
↓↓部屋探し便利なサイト↓↓
成功事例(引っ越し)
これ僕が今住んでいるシェアハウスのキッチン↑
①家賃:€420
② 1人部屋
③ コーク市内から徒歩5分
④ 居住者4人
シェアハウスの中です↓
僕の部屋↓
ハウスメイト↓
とても小さい家ですが、こまめに掃除しているので綺麗な方です!
日本人のワーホリの方が日本に帰国するため空き部屋になりました。こういった良い家に住めるのはかなり運が良いと思っています。なんだかんだで1年近く住んでます。
こういった物件はFacebookやDaftで見つけたら、すぐに下見して決めないと違う人が住んでしまいますので決断力も大事です。
失敗事例(引っ越し)
コークの物件は皆さんが思っている以上に予想もつかないような様々な事件が勃発します。
失敗したシェアハウス
- 1部屋に2人(シェアルーム)
- シェアルームなのに家賃高め
- 契約書がある(えぐかった)
Facebookのグループで見つけた物件でした。
1部屋2人のシェアルーム。Ann(チリ人女性)は自分の代わりに住んでくれる人をFacebookのインターネットで募集していました。
シェアルームなのに月5万円
僕はコロナのロックダウンで身動きが取れなくなる前に焦って決めてしまったのが失敗でした。
シェアルームの写真↓
女性に1ヶ月分の家賃を払い、
インド人家主を紹介され契約書を書かされました。
えっ??1年の契約って…。(←直前に知らされる)
[st-kaiwa2]これはプロ野球の契約書だ[/st-kaiwa2]
既にAnnに今月の家賃を支払っているのに更に来月の家賃前払い??デポジットが7万
デポジットが7万!!?
↓↓実際住んでみた感想↓↓
この家実は10人も住んでいたのだ!!
キッチン共同なのに1つしかコンロがない。食事を作るのに1、2時間待つカオス状態になります。しかもボロすぎて家全体が傾いてました。1人部屋の部屋を利益目的で無理やり2人部屋にしたから年数と重さに耐えられなかったのでしょう。
家が傾き過ぎて閉まらない↓
乾燥機は故障しているのにノータッチ↓
残念ながら私は1週間でGive upしました。コークの友達が日本に帰国するということでたまたま家が空き2週間で2回目の引っ越になりました。
払ったデポジット(7万)も1ヶ月分の家賃も返ってこなかった。それどころか
[st-kaiwa5]1年分の家賃を払え〜[/st-kaiwa5]
いやいやいや、むしろ家賃返せよ!
インド人のオーナー↓
彼はA to Zという中古品のお店を経営しています↓
特に英語が出来ない学生をターゲットにしているようです。日本のコニュニティーは小さすぎるから知りませんでしたがコークのFecebookグループではかなり知名度が高いです。
こう言う変なLandlord(大家)は特にイン●ド人に多い傾向があります。
留学生みんな、こいつを見つけたら
ぅ●こ爆弾投げつけてやるのだぁああ
コロナの影響
現在、ロックダウンの影響で空き物件が増えてきたように感じます。そりゃ仕事も無ければ、学校もオンライン授業ならわざわざ物価・物件の高いコークにいる必要無いですから!とはいえ、ワクチンが普及し、経済活動が再開したらきっと空き部屋争奪戦が始まることでしょう。
とりあえず、
モノポリーしよう。
コーク・ロックダウンの初日、店頭にはパスタが消え失せた日。
僕たちはパスタパーティーをしていました。
あ〜〜〜!懐かしい!!
田舎とかさぁー。市内とかさぁー。正直ヨーロッパの誰も知らないここまできたら、もう住みたいとこすみゃぁええ。俺の言うことなんか聞かなくていい!自分の好きな家を見つけるのも1つの楽しみ方!さらばじゃ!