【留学】アイルランド・Cork English World 学校の授業・現地の生活を紹介!
こんにちわMasaです!
僕のこと知らない人の方が多いと思いますので、まずは簡単に自己紹介させてください😁
Masaくん
プロフィール
✅ アイルランド1年留学経験あり。
✅ ブログ歴4年目
✅ ブログは趣味だけど、今は本業
✅ カレーは甘口派
今回の記事は約1年2ヶ月間(2020.1月~2021.5月)アイルランドのコークにある語学学校に留学してきた記事です。私がアイルランドに着いて2週間経ったときにロックダウンになってしまい、ちょうどオンライン授業に切り替った時の体験談になります。
こんな方に読んでもらいたい↓
私が通っていたときのCEW School の授業内容や生活環境について紹介していきますので、留学を検討されている方の少しでも参考になれば幸いです。また現在はロックダウンも解除されて通常授業が再開されています。
アイルランドのコークと呼ばれる街は首都ダブリンから約200Km南下した場所にあります。アイルランドの主要としは『ダブリン』『コーク』『ゴールウェイ』『リムリック』があり、中でもコークはダブリンに次いで人口約12万人の第2の都市と呼ばれています。
アイルランドCEW Schoolの学校の特徴
CEWとは、Cork English Wordの頭文字を取って呼ばれています。アイルランド・コークには約20校の英語語学学校が近接しております。この学校は30年前からある伝統ある校舎と長期に渡り日本人の学生を受け入れてきた実績があり安定した評価を得られておりコークにある一般的なEnglish Schoolの1つと言えます。
コースについてはGeneral EnglishコースとBusinessコース、IELTSコースの3種類があり一番人気が高いのはGeneral Englishコースです。授業内容は基本的にグループレッスンのみを採用しており、入校時に行う素養テストを基にクラスを割り当てております。
クラスの内訳はA1〜C1までのレベルがあり、A1、A2、B1…の順番でレベル分けされております。一番高いレベルはC1で、この基準はヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)というヨーロッパ全体の英語レベルの基準をもとに振り分けされます。
またAcademic Programという現地で授業を受けながら、且つアルバイトができる国の推奨している語学留学プログラムがあります。
条件は以下の通りです。
・1週間に15時間の授業を出席し25週間のスケジュールをこなさなければならない。
・1週間働ける時間は20時間と制限があります。
・ ホリデー期間中は40時間まで就労可能。
この条件をクリアする前提で国から就労制限ありの学生ビザが発行されます。
25週間(6ヶ月)授業に出席すれば、更に+2ヶ月の滞在が可能です。
つまり8ヶ月の滞在ができ2回まで延長できます。(最長24ヶ月)
ほとんどの学生はこのプログラムを利用し長期滞在をしています。
授業料金と費用を計算してみた。
これは6ヶ月の滞在費用です。(2021年は1€=約130円で計算)
・授業料:2363€(学校登録費用等込み)
・GIBN(IRP)登録費用:300€
宿泊費用・渡航費:
・学生アコモデーション 700€×2ヶ月=1,400€
・シェアハウス 420€×4ヶ月=1,680€
・生活費、交際費:4,315€(月10万円程度)
・飛行機代 :55,590円(往路のみ)
大体1,363,130円でした。
これは6ヶ月の滞在費用です。+2ヶ月のホリデー費用やビザ延長代、復路の飛行機代等は含まれていません。自炊して節約してもこれだけ費用がかかってしまったので、もし学生で来られる方は最低でも150-200万以上の十分な準備が必要だと思います。
費用を安く抑えるワンポイントアドバイス
基本的にアイルランドの語学学校は授業料の他にも宿泊費(アコモデーション)や食費、などが含まれていないため生活費がかかります。昼食のレストランは1回安くても20€〜30€とサービス業が割り高なので極力自分で自炊したり、学校のアコモデーションでは無くシェアハウスに移り住むなど行動が必要です。
また初期費用を上手く抑えれられれば更に安くなります。ではどうやって初期費用を抑えるかと言いますと飛行機と為替レートです。私の場合はエアトリという飛行機の比較サイトを利用して一番安いロシア経由でLCCの飛行機を利用しました。
オススメエージェント↓
為替レートが日本円の高い時期は授業料を抑えられるので留学する時期も大事です。私の場合はたまたま円高(1ユーロ≒125円)の時期だったのでかなりコストを抑えることが出来ました。留学エージェントも何社かに見積もりを出してもらい比べて安いところを選ぶのも授業料を抑えられる方法の1つです。
授 業 内 容
私はGeneral Englishコース(Academic Program)を受講しました。最初の学力テストで自分の実力によってクラス分けされます。A1〜C2までレベルがあり自分にあったレベルのクラスが割り当てられます。
授業は生徒10〜15人に対して担任の先生が1人だけ教育するグループレッスンでした。残念ながらIELTSコースの試験対策のようにWriting,Speaking,Reading,Listeningの4つの技能には分かれていません。
授業は9時 – 12時15分までの部と13時 – 16時15分までの2部構成になっており最初のMorningの部にするかAfternoonの部にするのか決める必要があります。(途中で帰ることはできません)
A1〜C2レベルごとに1つの教科書があり、その教科書に沿って授業が進行していき最後のページが終わってもまた最初から読み進めます。途中からの入校でも反復しているのでどのタイミングで入校しても最終的には丸1冊分の授業を受けることになります。
B1クラスで使われている教材です↓
授業ココが良かった。
日本人がほとんどいないクラスは英語を話す環境が整っていて良かった。参考書が1つなので授業の進行が明確で分かりやすいです。
ここがちょっと・・・・。
10~15人のグループ授業は発言の回数が少なく、非常に緊張してしまいます。私が話そうとした時に静まり返っていてプレッシャーが重いです。おしゃべりな南米の方が多いので英語初心者は心が折れます。
コロナの影響で授業はオンライン授業に切り替わる
現在は通常の授業が再開したのですが、2週間経ったときにコロナの影響でロックダウンになってしまい、オンライン授業に切り替ってしまいました。
家にいながらのオンラインのSkype授業になり時間になると先生の方から学生全員を一斉に呼び出してビデオ通話を始めます。最初のうちは教科書見ながら進めていくスタイルだったのですが、1ヶ月が過ぎてから学校独自のTutorialというオンライン教材を用いて授業が進行していくようになりました。
授業自体は2時間オンラインレッスンと1時間の動画を学校のホームページにURLリンクを掲載してTutorialにログインし毎日クラス毎に動画をアップし生徒はそれを確認したら次の授業の予習をして授業を受けるスタイルに切り替わりました。
オンライン授業にも関わらず『予習・復習、宿題、授業』でトータル3時間を確保しておりAdvance Programに沿った授業を構築していました。
オンライン授業のメリット
- 事前に授業を予習できる
- 時間に余裕ができる
- 場所を選ばない
予習・復習は録画式なので聞き逃したところをもう一度、再生して何度も見返せるのは良いと思いました。
① 普通の授業では聞き逃した時に質問すると授業の妨げになったりします。また学校への移動時間を省けるので時間の節約ができます。家で授業を受けられるためかなり自由が効いたり、ご飯食べたり寝っ転がりしながら好きな姿勢で授業が受けられるのは良かったです。
② 急遽、コロナの影響でオンライン授業に切り替わったのですが、学校独自のTutorialを短期間で作りAdvance Programに沿ったSkype授業を構築したのはすごいと思いました。
① スカイプでのグループレッスンになるため、学生の1人が喋ると誰も喋れなくなります。
② 学校が閉鎖されているためクラスメイトに会えないずに授業が終わってしまうというのはわざわざアイルランドに来た意味が無いようにも感じました。
アルバイトについて
コロナの影響でレストランやショッピングなどのお店はロックダウンになっていたのですが現在のコークは通常営業を再開して賑やかな活気を取り戻しております。
ではアイルランドの最低時給はいくらなのか調べてみました。
政府機関の発表によりますと最低時給は年齢によって異なります。2023年1月から20歳以上の成人は11.30€です。日本の最低賃金が1,023円なので比較すると大体1.5倍くらいだと考えて良いと思います。その反面、人件費が高いためレストランの物価は日本の1.5-2倍ほど高かったり、家賃や食料品、生活用品が高かったりするので一概に最低賃金が高いから裕福な生活が送れるという分けではなさそうです。
南米の学生が多いため彼らの中で仕事情報のコミニティがあるようです。学校で友達を作って、その人の紹介でアルバイトを見つけるのがというのがコークでは珍しくありません。
アイルランド・コークのアルバイト事情はとてもシビアです。英語が流暢であること、仕事の経験があることなど面接を通るのはかなり厳しいです。さらに学生は20時間の労働制限をかけられている為、フルタイムで働ける方を優先的に採用しているようです。
現地にワーキングホリデーで来られていた日本の男性の方や、一緒のクラスになったは女の子も仕事が見つからず1年間無職でずっと家にいた人もいますし、私も同様にこの1年間仕事が見つからず止むを得ず帰国を余儀なくされました。アルバイトありきの渡航の考えは難易度が高いので、前もってお金の準備はしっかりとした方が良いと思います。
現地でのバイト情報はとても貴重です。少ない情報になりますが、イギリスで海外治験バイトがありますのでこちらにURL貼っておきます。
アイルランドでの生活面について
アイルランドは元々イギリスの植民地であり1937年にイギリスから独立した経緯があります。独立から100年経っておらずイギリスの文化が根付いており建築物や教会など1つ1つが芸術的です。コークにはショッピングモールのような大型のショッピング施設はありませんが、街の至る所に『Lidl(リドル)』『Aldi(アルディ)』『Tesco(テスコ)』のようなスーパーマーケットが健在しているので生活用品・食料は格安で手に入り生活には支障はありません。
また日本ではあまり馴染みはありませんが、アイリッシュ発祥のアイリッシュPUBや独特のステップのアイリッシュダンスもアイルランドの伝統的な文化で名物の1つです。
未だ宗教の隔たりや北アイルランドの領土問題など様々な問題を抱えているようですが、アイルランドとイギリスの現在は友好的で地理的にも距離が近いのでCommon Travel Area(CTA)協定により入国審査がありません。
飛行機代も往復1万円以下で行けるので週末イギリスに遊びに行かれる方がほとんどです。残念ながらロックダウンの影響があり国境を封鎖しておりましたが、現在は解除されているのでお気軽に遊びに行けます。
デメリットもあります。
南米からの留学生が多く治安面では良好とは言い難いところがあります。アイルランドでは違法でありながら大麻が流通してますし、シェアハウスや路上裏では大麻を吸う人が散見されますので犯罪に巻き込まれないように近づかない。夜間の外出は極力避けるなど個人での予防が必要です。。
アイルランドの不動産について
アイルランドの物件不動産は2008年に起こったリーマンショックの影響を受けて新しい新築物件の開発が止まっています。家賃は値上がりし、アイルランドの人でも都合の良い物件を探すのは難しい状況にあります。
日本ではワンルームマンション・アパートが一般的ですが留学生は家賃を少しでも安く納めたいためFacebookを利用してシェアハウス(一軒家を住んでいる人で割り勘する)に契約する人がほとんどです。
シェアハウスなら街の近郊で400€〜600€ぐらいで住むことができます。
中には悪質なシェアハウスを進めてくるオーナーもいますので注意が必要です。
コークのレストランについて
朝食はアイリッシュ・ブレックファーストやコーヒーの文化も発展しています。残念ながらイギリスの植民地であったため食事の文化はあまり発展していません。レストランはヨーロッパのイタリアンからフランス料理、ピザやハンバーガー、ケバブ屋などのファーストフードが街の主要箇所にあります。
特にアジア圏のレストランは珍しく日本の料理はアイルランドで食事をすると料金が高い印象があります。また人件費が高いためレストランの物価は日本の1.5~2倍ほど高いです。
残念ながら日本のようなラーメン屋さんはありません。Noodle(ヌードル)は焼きそばを指すので、勘違いして頼んでしまう人が多いようです。
アイルランドと学校の評価
正直な評価としてはアイルランド・コーク語学学校の授業料金や授業内容はどの学校も似たり寄ったりです。どちらかというと生活面を重視している留学なので日本で当たり前に手に入る物資や食品流通しておらず、レストラン・仕事・娯楽面でも英語を通すことによって難易度が格段に上がります。
私がCork English Wordのを選んだきっかけは、日本人を受け入れているという確かな実績があったからです。校内は綺麗ですし、先生やスタッフも親切です。しかし、このプログラムでは英語が上達したという確かな指標を数字にして確認することはできません。
15人でグループレッスンをして喋れるのは3、4人です。英語能力というよりもディスカッションをしてマウントの取り合いのようにも感じます。Writing,Speaking,Reading,Listeningの4つの技能を習得するには少数グループのIELTSコースの方が良かったのでは?というのが今回のAcademic Programの見解です。
生活面ではシェアハウスに住み、多国籍の友達ができて英語の環境的には申し分ないです。トラブルばかりの毎日だったのですが、逆に生きた英語を使って生活することができたのは留学して良かったと思えました。
今回、アイルランドCork English Schoolを紹介したのは
Masa
ガジェットオタのMasaです!選りすぐりの良いモノを紹介するのが大好きです。元陸上自衛隊少年工科学校卒業。Uber Eats は自転車で15000回配達達成!海外旅行が好きで現地で感じたローカル記事もその都度更新します。
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