【留学】バギオのMONOL 3コース(ESL,IELTS,Business)受講した体験談
こんにちわMasaです!
僕のこと知らない人の方が多いと思いますので、まずは簡単に自己紹介させてください😁
Masaくん
プロフィール
✅ Monolに3ヶ月滞在しました。
✅ ブログ歴4年
✅ TOEICは600点前後
✅ カレーは甘口派
今回はMonol English schoolに3ヵ月間(2019.11月~2020.1月)バギオにある語学学校に留学してきた記事です。まだオンライン授業に切り替わるコロナ前の体験談になります。
こんな人に読んでもらいたい↓
私はワーキングホリデー後の語学留学ということもあり、とても意気込んでこの短期間でESL、IELTS、Businessの3つのコースを受講してしまいました。この期間で3コース全てを受講した人は在学中、私以外だれ1人もいませんでした。
これからフィリピン留学を検討している方やMonol English schoolに興味がある方には、とても参考になる内容度と思います。
MONOL English school語学学校の特徴について
フィリピン・バギオにあるEnglish school の1つで、校舎とドミトリーが1つの建物になっておりフィリピン特有の『個別レッスン』と『グループレッスン』を採用しております。アジア圏から多くの学生を集めており厳しい校内EOPを設定してすることによって、より質の高い学習意欲の高い生徒を受け入れて他校との差別化を計っているいわゆるセミスパルタ校の一つと呼ばれています。
学生の年齢は20〜40代と幅広く、特に20代後半〜30代の英語のスキルを活かして就職活動に繋げたい第二キャリア組が多い印象です。ESL、IELTS、Businessと大きく3分野のコースに分かれてクラスを細分化することにより英語初心者の方にもレベルに合わせた授業を受けることができます。
MONOLのGeneral ESLコースのレベルは下記の5つに分かれています。
・ Essential advance 上級
・ Essential intermediate 中級
・ Essential elemental 初級
・ Fandational advance 上級
・ Fandational elemental 初級
私はEssential elementaだったので、下から3番目、真ん中のレベルでした。
ペナルティーもあるよ!
またペナルティーはポイント制度があり、EOP(English only policy)の違反、授業の欠席や遅刻、門限の遅延などに対してポイントが減らされ週末に自習が科されます。自習が終わるまで外出は認められません。またペナルティが貯まりすぎた場合は、卒業時にお金と交換するなどの特別なルールもあります。
授業の1~15分までが遅刻で15分以上は欠席。3回の遅刻で1回の欠席扱いになり、1欠席あたり1時間のペナルティが課せられます。
門限を過ぎてしまった場合は時間によってペナルティが変わります。
・1-15分 4時間のペナルティ
・16-30分 8時間のペナルティ
・31-60分 16時間のペナルティ
・60分以上 32時間のペナルティ
遅刻や欠席は体調不良を考慮してペナルティは優しいのですが、門限を過ぎた場合はとても厳しいものが待ち構えていますので覚悟が必要です。
フィリピン・バギオを地図で確認する
地理的にはフィリピン・マニラから北におよそ250Km離れた場所に位置しております。また交通機関は基本的にバスしかありません。学校はバスで約6時間かかる山奥の場所にあります。
このバギオという地域は山間部にあるので赤道に近いフィリピンの夏場でも日陰が多く涼しいという印象があります。
ここからは私の経験談になりますが、日本からバギオに飛行機で約5時間かかりました。空港外の駐車場に学校指定のバスがありますので、次々に乗車していき下道で約6時間のバス移動を余儀なくさました。隣に女性の方が相席になりましたが、到着後たまたま同じクラスになり仲良くなりました。
普通に遠い。バスの中は冷房はガンガン冷えてます。
お陰様で私は1週間風邪を引いて動けませんでした。上着は多めに準備してバス乗り込むことを強くお勧めします。
MONOLの食事について
一生懸命勉強して食べるごはんは本当に美味しいです。3ヵ月この学校にいましたが唯一の楽しみは食事の時間でした。3ヵ月もMonolに滞在していたのですが、不覚にも英語学習に集中するあまり食事の写真を撮り忘れてしまったので代わりと言ってはなんですけど、、
街で食べたジョリビーのチャンプバーガーを掲載しておきます。
もし食事に不満があれば近くの売店や外出してローカルのファーストフードもあります。どんなに美味しい料理でも3ヶ月or長期間滞在するとやはり飽きてきますから。
Monol English Schoolの授業料について
この時はコロナ前ということで、日本円レートが106円とかなり高い時期だったのでとてもお得でした。この授業料はコースと日本円のレートによって変動するので、円安の今の時期は授業料が高くなる傾向にあります。
1ヵ月の授業料は大体12万円程度でした。
・3ヵ月の授業料:395,332円(入学費込み。細部は写真にて)
トータルでどれくらいかかったのか計算してみたら
・ 飛行機代:45,508円(往路:23,800円,復路:21,708円)
・ 帰りのバス:730PHP(1584円)
・ 写真証明撮影 100PHP(214円)
・ 観光ビザ申請費用 3430PHP(7,340円)
・ 外国人登録申請 3000PHP(6,420円)
・ VIZA延長代 1回目3030PHP, 2回目4300PHP(15,686円)
・ お小遣い9万円(1ヶ月位=3万円)
私の場合、3ヵ月滞在して授業料と上記の費用を全てを計算した結果。
総額:約56万円
(562,084円)かかりました。
費用を安く抑えるワンポイントアドバイス
基本的にMonolの語学学校は授業料に学食と宿泊費が含まれているので生活費はほぼかかりません。またタクシーの初乗りは40Php〜(80円)とジプシーは8.5PHP〜(17円)で移動できるのでお小遣いは物価が安いので月2〜3万で見積もっておけば大丈夫だと思います。
では、どうやって費用を抑えるかと言いますと飛行機と為替レートです。私の場合はエアトリという飛行機の比較サイトを利用して一番安いセブ・パシフィックというLCCの飛行機を利用しました。
為替レートが日本円の高い時期は授業料を抑えられるので時期も大事です。僕の場合はたまたまドル安(1$≒106円)の時期だったのでかなりコストを抑えることが出来ました。留学エージェントも何社かに見積もりを出してもらい比べて安いところを選ぶのも授業料を抑えられる方法の1つです。
どんな授業内容になっているのか?
・General ESLコース
・IELTS/TOEICコース
・Businessコース
General ESLは通常の英会話コースです。
General ESLコースはレベルに合わせてクラスを編成します。学生は入学時の素養テストの結果により初級者から上級者のクラスに割り振られて3〜4人のグループを作り授業を進めていきます。Writing,Pronunciation,Speaking,Reading,Listengの5つの授業に分けられています。
通常のESLのコースを選択した場合『個別授業』と『グループレッスン』の比率は3:4コマになります。また放課後は選択できるレッスンがあり『グループレッスン』を無料で受けることができます。
↑個別レッスンでお世話になった先生
1日のスケジュールはこちら↓
・ 0630起床(オプションクラス)
・ 0700 〜 朝食 〜 小テスト
・ 0810 〜 1700(授業)
・ 1700(オプションクラス)
・ 1800(夕食)
・ 2100(ピラティス)
・ 2200(就寝)
General ESLのスピーキングクラスは先生が1人と生徒3〜4人の人数は話す機会が多く、簡単な英語を使ったディスカッションができたので良かった!
ここがちょっと・・・。
生徒1人1人のカリキュラムではなく最初の素養テストで先生、クラス、テキストの4週間分のスケジュールが決まってしまう。そのため個人ごとのカリキュラムの融通が効かないのが難点。
例えば
”2週間後Listeningだけテキストのレベル上げたい”
”ReadingだけAdvanceの授業”等の要望は受けられない。
→どうしても要望がある場合は、オプションがあるので職員に相談してみた方が良いです。
先生と揉めると先生の間で情報が共有されて卒業まで続くのでよう注意人物として扱われるので男性の方はくれぐれも気をつけてください。
ESLリスニングの授業で『個別レッスン』の先生がいきなり泣き出してしまいました。狭い空間で男の人と2人きりはかなりストレスが溜まてしまうようです。
話を聞くと僕の顔が怖かったようです。
オプションクラスを選んでみた結果。
同じグループレッスンの友達に勧められてオプションクラスのエクササイズを受講した時の話。学校の放課後のアクティビティはゴルフ、ヨガ、ボクシング、ズンバなどインストラクターがついてしっかりと指導してくれます。
その中で特に注意してもらいたいのはピラティスです。最初はピラティスと聞いて美味しそうだなぁ〜。と悠長に思い軽い気持ちで受けてみたらそんなに甘くなかったです。
レッスンに参加したときは4名の学生と僕だけだったのですが、あまりのキツさにレッスン中にも関わらず一人の女性は仰向けに倒れ過呼吸になっていました。僕は自衛隊出身だったので最初は大丈夫だったのですが、なぜかエクササイズの途中に先生がニヤつきながら近寄ってきて僕の重りを5キロに増やしていきました。
気づいたら僕も仰向けに倒れていました。
オプションクラスは全部で10個自由にチョイスできるのですが欠席するとペナルティーの対象になるので注意が必要です。生半可な気持ちでピラティスを受けることだけはやめた方がいい。
IELTSは試験対策コースになります。
試験対策コースなのでGeneral ESLコースと違いかなりレベルの高い英語技能が求められWriting,Speaking,Reading,Listeningの4つの技能に分けられ『個別授業』と『グループレッスン』で授業を進めていきます。最初にIELTSの模擬テストして自分のレベルを測定して自分の不得意科目を明確に把握することが出来ます。毎週金曜日にIELTSの模擬テストを受けてテストの環境に慣れること、自分のIELTSレベルを確認することが目的です。
私はGeneral ESLコースを1ヶ月受けた後にIELTSコースに切り替えました。気持ちとしては少しだけ自信はあったのですが、最初の素養テストでIELTSの試験結果3.5でした。このIELTSのテストは人生で体験した試験の中で最も難しい内容でした。自分の英語の低さを改めて認識して、また1週間に1度金曜日にIELTSの模擬試験を受けなければならないのです。
1ヶ月間の間にクリスマスや正月も勉強した最後の模擬試験はIELTS 3.5でした。
正直、IELTSの試験自体難しすぎると感じます。付け焼き刃ですが単語の意味や最初読めなかった文章は次第に読めるようになりました。こんな感じでBusinessコースを受講する勇気に先生たちはチャレンジャーだねwと賞賛をしてくれました。
実際にIELTSコースを受講してみましたが、General ESLではレベルごとの簡単な英語表現しか使いませんでしたが、IElTSコースはより実践的な英語を追求しているので違う単語を使った言い回しや、実践に近い英語を学ぶことができたので非常に良かったです。
General ESLコースを2ヶ月受講するよりも勉強にメリハリが出て良いと思います。しかしながら英語初心者の方がこのIElTSコースを受講すると英語が嫌いになるかも知れません。
Businessコースは2つあります。
↑ビジネスコースは2人だけでした。
・Pre Employee → 就職インタビュー中心、簡単なプレゼン練習
・Employee → 企業で使う専門知識を用いたプレゼン練習
このビジネスコースは外国の企業に就職するための面接練習や起業説明のプレゼンテーションなど海外就職を目的としたビジネス英語の授業を受けることができます。また既に就職されている方がプレゼンテーションのスキルアップに利用するので使われる英語も生活よりビジネスワードが多いので難しいです。
また毎週金曜日は3つの課題を発表して1日が終わります。
・JOBインタビュー(Pre Fmployeeの生徒のみ)
・プレゼンテーション(自己紹介〜ターゲット企業)
・Discussion(テーマは30分前に発表)
JOBインタビューでは4、5人の先生から質問攻めをされるので圧迫面接に近いです。また1週間のうちにプレゼンテーションの資料をパワーポイントで作る事前準備が必要なので、発表の練習、インタビューの返答練習、Discussionの練習などで4日間はほとんど寝不足に近い状態で金曜日の朝を迎えます。
私はESL、IELTSコースの後に最後の仕上げとしてビジネスコースを選択しました。
最初にターゲット企業とその役職を前もって決める必要があります。
私の場合は就職活動のためではなく英語の向上ためだったのでそんなものあるわけがなく、むりやりターゲット企業をオーストラリアのHilton Hotelにして。役職はスーパーバイザーで1ヵ月インタビュー、プレゼンテーションを練習しました。
月曜日〜水曜日プレゼンテーションを作る。
↓
木曜日プレゼンテーションの練習。
↓
金曜日発表。
金曜日は死ぬほど緊張しました。
プレゼンテーションが終わったあとのJOBインタビューはとても辛かったです。僕は就職活動なんてしたことありません。Hilton Hotelをターゲット企業にしてしまったので全く興味の無い分野の企業を調査して自分のスキルをアピールしなけらばなりません。
どんな技術があって、どんな仕事ができるのか、
どうしてこの仕事を選んだのか、、、etc
地獄。
ここが良かった。
① General ESLやIELTSの試験対策ではなく英語をビジネスとして使われている方にも受講できるコースがあって良いと思いました。
② 覚えて話してを繰り返すことにより、口の筋肉が次第に鍛えられて少しずつではありますが英語の発音が良くなった気がしました。
英語が喋れる前提のコースなので、ちょっと自信が付いただけでこのコースを受けるのはとても危険です。逆に言えば誰でも受講できてしまうのでビジネスコースを受講する前に素養テストを実施してある程度は基準を設けた方が良いと思いました。
フィリピン・バギオの良いところ3つ!
① Monolから見えるこのバギオの景色が美しい。
芸術のような絶景が広がっています。授業内容と寮生活で疲れた心を癒してくれます。こんな思いもよらない場所に絶景があるなんて、世界は広いですね!
観光スポットもあるので息抜きでみんなで行ってみてはいかがですか?
② サーフィンもできる!!
Monolから車で2時間サーフィンスポットあります。
学校が主催するツアーに参加してみました↓
海の家↓
学校で色んなアクティビティを予約して体験できますので、ぜひ体験してみてください〜!
③ 猪肉が食べれるローカルのお店もある!
海の家に猪の料理があったのでついでに注文してみました。
正直、猪肉自体そんなに珍しくはないのですが・・・。
もぐもぐ、がり!?っぺっッツ
拡大図↓
まさか、ここで猪の乳歯とご対面することになるとは。
現地の人はあまり気にぜず普通に取り除いてました。
Monol English Schoolを受講して(まとめ)
Monol English Schoolのシステムや食事、授業内容、料金体系、先生の質全てにおいてクオリティーが高いと感じました。またGeneral ESLコースは英語に慣れるという目的で選べば最初のコースとしては良いと思います。ただし2、3ヵ月もGeneral ESLコースにいるとラクなのでだらけてしまいます。
英語中級者の方は2ヵ月目からはIELTSコースに変更することをお勧めします。
General ESLコースからIELTSコースはレベルの差を十分すぎる程感じますが、General ESLコースでは物足りないぐらいだったのでIELTSコースで少し負荷をかけた方がより実践に使っている英語を勉強できます。
最後にMonol English schoolに3ヵ月間滞在すればきっと英語は上達すると鷹をくくっていましたが、正直3ヵ月で単語の量が増えたぐらいで決して到底喋れないです。どんなに環境が良くてもスキルは少しずつしか伸びないし使わなければ忘れてしまいます。
結局は継続が力なりです。
3ヶ月だけ必死に勉強してもダメなんですね。
これからも、ここで培った勉強する習慣を続けていきたいですね。
今回、アイルランドMonol English Schoolを紹介したのは
最後までご朗読ありがとうございました。
資料請求はこちらからどうぞ↓