【ワーホリ】目指せ貯金100万円!ケアンズから近いイニスフェールでバナナファーム体験談!
こんにちわMasaです⤴︎
まず僕の記事に遊びに来てくれてありがとうございます!サムネイルの写真は当時、お世話になったオーストラリアのケアンズから少し下の町・イニスフェールにあるバナナファームで撮った記念写真です!僕のこと知らない人の方が多いと思いますので、まずは簡単に自己紹介させてください😁
Masaくん
プロフィール
✅ ワーホリ(オーストラリア)経験あり
✅ フィリピン・アイルランド留学経験
✅ ブログは趣味だけど、今は本業
✅ カレーは甘口派
・バナナファームの仕事内容
・バナナファームの体験談
・どれくらい稼げるのか?
僕はオーストラリアのワーキングホリデーを1年間経験してます。基に皆さんにより良い情報をシェア出来たらと思っています。今回の記事はイニスフェールのバナナファームで働いた5ヶ月間(2018.12月〜2019.4月)働いた時の体験談を記事にしたものです。
『日本を飛び出しオーストラリアにワーキングホリデーで来た!』
『人生を変えたい!』
など人それぞれ理由はあると思います。
せっかく日本から飛び出したのは良いけど、言葉が通じない!!そんな海外にまだ慣れていないワーキングホリデーを始めたばかりの方にはとても良い記事だと思います!もし、質問やお問合せ等あればコメント欄に書いて頂けると幸いです😊
その後の記事も貼っておきますのでよかったら確認お願いします↓
バナナファームをオススメする理由!!
① お給料が良い。
農業は収穫時期になると大量の人手が必要になります。しかし、そのほとんどが歩合制なので量または数を収穫したのかを計測してからその分が報酬になります。この場合だと1時間で取れる数は大体決まっていますし、収穫の時期を外すと一日報酬が貰えない日が出てきます。
その点、バナナファームは時給制です。オーストラリアの最低賃金から始まりポディションや継続年数によって貰える給料は交渉の余地があります。
② 役割分担が多い。
一見したら大変なお仕事のバナナファームなのですが、仕事の役割分担が細かく分かれており工場内と畑仕事に分かれているので男女問わず人手が必要です。
畑仕事は工場より長時間働けますのできつい労働ですがとても稼げますた工場作業の良いところは大雨など天候不良で外仕事ができないなど、天候に左右されずに安定して働けるところにそれぞれメリットがあります。
役割分担は下の通りです↓
畑の仕事
・ ハンピング : 収穫されたバナナの房をトラックまで運ぶというハンピング
・ バギング : バナナの房に袋をかぶせたり、はずしたりする仕
・ ブリーフィング : バナナの余計な葉を切る仕事
・ プランニング : バナナの余計な芽を取る仕事
・ ストリング:バナナの房にかぶせた袋にひもをつけ、バナナの木と結びつける仕事
工場(ジェット)内のお仕事
・ ハンギング:収穫されたバナナをコンベアーに吊るすハンギング(男性がメイン)
・ カッティング:お店で売られているようにバナナをカットする
・ ソーティング:カッティングされたバナナをトレイにのせる
・ パッキング:バナナの箱につめるパッキング
・ スケール:1箱分の重さに量るスケーリング
・ トラッキング :バナナの箱をトラックに積み込む作業
割り当てられたポディションを固定している工場が多いですが、その時の状況で2つの仕事を請け負ったり、交代させて循環させる工場もあります。名称は工場で違う場合もあります。
③ とても健康的!
繁忙期は朝6時から仕事を始めて、夕方4時までみっちり働きます。クタクタになって帰宅したのちに夜8〜9時にはほとんどの人は就寝します。
体を動かす仕事なので朝行動型の習慣が身に付きます。
また自炊や洗濯など身の回りのことはできるようになりますので、成長を肌で感じることができます。仕事で英語が通じないなどハプニングも多いのですが、怒られながら少しずつ積み上げていくものです。
体力に自信がある人もそうですが、女性も工場内でしっかりと働けるのでお仕事にお困りの方は行ってみるのもアリだと思います!体力に自信がなくても、その人に合った仕事が割り当てられるので小柄でも問題ありません。ぜひトライしてみてください!!
僕のバナナファームライフ(体験談)
僕はケアンズのバックパッカーズホテルで1ヶ月近く仕事を探していました。
Gamtreeというオーストラリアで有名なサイトの掲示板に偶然、『バナナファームの求人募集』の投稿されていたのを発見しました!!
Innisfaiはクイーンズランドの南部・ケアンズからおよそ車で1時間ほどに位置する小さな町です。
このInnisfaiはバナナファームが多くファームを斡旋するバックパッカーが多くあります。地図でみたら近いなぁ〜って思っていましたが、1本道なのに車で1時間半かかります!オーストラリアが如何に大きいかが分かります。
場 所 : Innisfail
時 給:23,88ドル(Tax抜き)
アコモデーション: 195 A $/week
アコモデーションとはシェアハウスのことです。ファームと物件を持っているオーナーが物件を契約してもらう代わりに仕事を紹介してくれるやり方です。交渉次第では仕事だけ紹介してもらえる場合もあります。
応募して2、3日経ってから直接、私の携帯に電話が掛かって来て、”すぐ来れば仕事待ちの期間なしで働ける”と言われました。
投稿したマイケルさんはファームで働いていた人が辞めたため、ポディションに穴が空き人手が不足したので急遽募集したそうです。
この投稿に反応したのは私だけではありませんでした。他にフランス人2人も応募しており私の車に見ず知らずのフランス人2人を乗せてケアンズからイニスフェールまで約1時間かけて私の運転で到着しました。
イニスフェールに到着しマクドナルドのテーブルにいたのは
このマイケルさんでした。
私に話しかけきたファーストコンタクトは
でした。
(写真が無かったのでイメージですが、本当にこんな感じです。)
運が良く11~5月まではファームの繁忙期ということもあり、ひ弱な体型の私でも仕事を紹介してもらえました。まず最初に私が案内されたのは今日から住むことになるシェアハウスでした。
コールスハウスの写真↓
僕が来たのは2018.12月~ここに住み始めました。
家のすぐ裏手に『コールス』というスーパーマーケットがあるので、みんなここを『コールスハウス』と呼んでます。
最初に見た時は『ギャングのアジトみたい』だなぁ〜と思ったのですが違いました。
ココはただのギャングのアジトでした。
・ 1部屋2つのベット(シェアルームタイプ)
・ 3部屋、キッチン、トイレ共同
・ 家賃:A$195per/week
案内をしてくれたマイケルさんはオーナーの息子さんでした。大ボスはクモックさんという韓国人の女性でバナナファームを持つオーストラリア旦那さんと結婚して、現在シェアハウスの運営とバナナファームの紹介をしています。
シェアハウスが始まる
(※画像はイメージです)
バナナファームは季節労働で2nd visaを申請するために働く人が多いので人の入れ替わりが多く離職率も高いです。しかし私が入居を始めて3週間後に、このボロボロのシェアハウスに劇的な変化が訪れました。
なんと日本人女性が2人も入居してきたのです。
シェアハウスの内訳はこうなりました↓
・ 日本人 4人(男2:女2)
・ ヨーロッパ 2人(男2)
日本人女性のうち1人はお落ち着いて凛とした雰囲気が好きでした。
話す度に心臓の音が声に伝わり緊張が隠せませんでした。
しかし2週間後には同じファームの先輩と付き合ってました。
僕のテラスハウスの恋は儚くも2週間で終わりを告げました。
『ファームの先輩』という権力はここでは王様。
バナナのお仕事について
私がマイケルさんから紹介されたのはこのLMBというバナナファームでした。ここのファームの特徴は他のファームよりも3〜5倍程の面積があるところです。
その広大さゆえに人手が全く足りていません😂
ここのファームはバイナツ、フィリピン、台湾、インドなど様々な人種がせっせと働いていて、休憩時間(トータル1時間)以外は永遠に体を動かし続けています。
私は畑仕事のストリングチームに配属されました。
ストリングチームは3~4人の日本人で構成されております。ここのファームマネージャーは優しい人なので私は1度も怒鳴られたことありませんでした。(Bossはすごく怖かったけど直接話す機会はありませんでした。)
他のファームではバギングが合わせてする仕事内容なのですが、珍しいことにここのファームは人手不足のためストリングをポディションにして固定しています。
ストリングについて
ストリングとはバナナが育つとバナナの重みで木が倒れてしまうので、木と木の間にロープを張り倒木を防ぎます。淡々と繋げる作業ですが3キロのオープを担いで朝6時から夕方4時まで動き続けると本当にフラフラになります。
ピックアップについて
私が一番きつかったのはピックアップでした。
仕事の朝6時に間に合うように毎朝4:30に起きて朝ご飯を作り5:10には家を出発していました。
夕方の4時に仕事が終わりフラフラになりながら1時間近く運転して夕方5時半に家に帰るとご飯がありません。洗濯、晩ご飯、お弁当を作ったら夜の9時には就寝してました。
また、1度だけ左手が腱鞘炎になったことがありました。友達から痛み止めと湿布頂きましたが長期滞在する人は用意したほうがいいですよ。
痛み止めのボルタレンは最強でした。
ファームでよかったこと
僕のファームは少し特殊だったので参考にならないかもしれませんが、収穫時期に1日10時間、週6で働けたので週にA $ 1000 以上稼げていました。また、単純作業といえどもバックを背負って外で作業してたのでムキムキになりました!
(Before)↓
(After)↓
よく分かりずらいんですけど、実際は1ヵ月で3Kg体重が減りました。
バナナファームの景色が心に残る絶景
これは早朝にバナナファームに着いた時に撮影した動画です。
僕のバナナファームの番地は高台にあり、少し上の方から眺めることができました!
雲が川のように流れているように見えて、オレンジの綺麗な朝日がとても綺麗ですね!
こんな絶景が見れるだけでも心の底から『働いて良かったな』って思ってしまいました。
蛇は多い。
バナナファームにいるともう、一日に一回ぐらいは蛇を見るので正直慣れます。
これはファームの台湾人です↓
でも蛇は殺してはいけない。
オーストラリアでは動物や生き物を大切にする文化が根付いています。また、蛇は神聖な生き物として讃えている文化があり、誤っても蛇を殺してはいけません。
バナナの森に帰して、また捕まえてを永遠に繰り返します。
そして、、
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またやばいヤツに成長し姿を現れるのです。皆さん足元には気をつけてください。
バナナファームで稼いだお金
私が5ヶ月働いて稼いだ金額:
A $ 20,112 ≒ 181万(レート90円換算)
チャリーン!!
おもてた以上に稼げてびっくりしました!!😂
僕は平日はビールを控えていたので、平日は食費と家賃しかお金がかかりません。田舎の町で娯楽が無かったのでお金を節約した!という感じよりもお金を使わう機会がなかった!という表現が正しいかもしれません。
もちろん丸々この金額が貯金出来たわけではなくて『旅行代、レント代、ガソリン代、食費、税金(15%ワーホリ税)』諸々計算すると A$10,000程度使っていました。まぁざっくりなんですけど、5ヶ月で90万程度貯金できました。
さらに僕の場合はTAXリターンを申請したので、A$500返ってきました!
残念ながら5ヶ月間で100万円には少し届かなかったのですが、人によっては節約して半年で100万はザラにいます。
仕事を辞めてまた次の場所へ。
最後の最後にサプライズで集まってくれた皆さん。ありがとうございました!
”またバナナファーム戻ってきなよっ”って言ってくれたクローキ。
本当にありがとう!!
でももういいかな。。😂
肝心の英語については
私のイメージでは外国に行けば英語が話せると信じていましたが、ワーホリでペラペラな英語を喋れる日本人は誰もいません。勉強は自分で時間を見つけて勉強しなければ絶対伸びないし、少しずつなんだと思います。
いつまでも日本人の環境で日本語ばかり話していると、何のために来たのか途中で目的を失いかけます。初めて来たワーホリでいきなりローカルの仕事にたどり着けるのは難しいです。
まずはオーストラリアの生活、環境、文化に慣れてから次のステップに行くためのきっかけになればここのバナナファームはオススメだと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ワーキングホリデービザとは( 補 足 )
まずビザとは、入国許可申請及び滞在に必要な書類の一部です。ビザの種類は観光・学生・就労・特定活動etc…。その人の目的に合ったビザを取得する必要があります。現地での労働や就労を目的としたビザになるにつれ、英語スキルや専門性のスキルが必要になるので取得の難易度が上がります。
中でもワーキングホリデービザは特別なビザと言えます。年齢制限を条件として発行され就労可能なビザだからです。
18歳から30歳の日本国民なら日本とワーキングホリデー協定を結んだ外国に1~2年の滞在許可が下り、その間に就学、旅行、就労と生活することが許されているとても貴重な制度です。通常観光は許されていても同時に働くことは許されず、また就学、留学時に働くことに時間的制限(例えば:学生ビザの場合、アルバイト週20Hの制限など)を考えると、現地にて働きながら旅行をしたり、語学の勉強をしながら働けたりということができるのはワーキングホリデービザだけです。
ワーキングホリデーを申請した時の年齢なので、31歳になる前に申請すれば間に合います。
オーストラリアのファーム事情について
オーストラリアでは広大な土地を活かした農業や牧場・家畜が盛んに行われています。外国との貿易は鉱石(非食品原材料)と石炭等(鉱物性燃料)の輸出がメインで全体の約2割が食品輸出の割合になっています。クイーンズランド・ケアンズ周辺の地域では南部の雨量が多いイニスフェールの地帯はバナナが栽培しやすく、温暖気候のマリーバではアボカドやマンゴーなど四季折々育ちやす野菜や果物の農業が盛んです。
またオーストラリアのファームジョブは人気のある職種の1つと言えます。1年目に政府指定地域にて3ヶ月以上働けば2nd Visaを申請する権利が与えられ1年滞在を延長することができます。さらに2年目に6ヶ月以上ファームで働ければ3rd Visaも申請することができるので最長で3年間オーストラリアに滞在することができます!
オーストラリアで条件が揃えば『ビザが延長できる』という特別な制度があります。
今回、この記事を紹介したのは↓
最後までご朗読ありがとうございました。